畑鐵工所

PunchVision打錠中のすべての杵の高速撮像システム誕生!画像解析で、打錠中の変化をリアルタイムに監視する。 PunchVisionユニット外観、現行機にも増設可能

・高速撮像…60/sec高速カメラを2基実装
・画像解析…i-visionによる画像解析システム採用
・変化を検知…解析パラメータにより監視目的設定、
 変化を検知して打錠機を制御

Concept1 モニタリングによるロスの低減、高い生産効率、製品品質の安定化 イメージ画像

「PunchVision」は、HATAが独自に開発した既存の打錠機に取り付ける「高性能カメラユニットと画像解析アプリケーションで構成するシステム」です。打錠機の運転状況をリアルタイムで監視し、打錠の異常を瞬時に発見します。回転盤の上下に取り付けられたユニットに搭載の高解像度カメラが打錠機の全杵を高速撮像し、ピクセル単位での緻密な画像解析をします。異常箇所や症状を瞬時に特定し、打錠機を停止させることで生産ロスを大幅に低減。PC上で動く専用アプリケーションのパラメーターでエラーの基準値や撮像頻度など、ユーザのニーズに合わせて細かく設定することが可能です。「PunchVision」は打錠機の生産効率と品質を飛躍的に向上させます。

2つの高性能のカメラとミラーユニットで上下の杵を運転しながら同時に撮像。全ての杵を鮮明な画像で撮像する事で、欠けや、わずかな原量の付着など、人間の目では見つけられないような小さな異常を見逃しません。※既存のHATA製打錠機にユニットとして追加できます。 ※対応機種/AP SS, X SS, CVX MS, αX MS,       ΣX-MS, AP LS, CVX LSなどのシングル機

ミラーユニット断面図下杵用ミラー粉塵等で機器が正常な動作が出来なくなる場合には、圧縮空気を常時吹き付けて粉塵等を除去することで、ミラーへの粉塵堆積を抑制 PunchVision各部名称パージエアー粉塵等で機器が正常な動作が出来なくなる場合には、圧縮空気を常時吹き付けて粉塵等を除去することで、ミラーへの粉塵堆積を抑制同軸LED照明ハーフミラーを介してレンズと同軸上から照射する同軸落射照明で、刻印、傷や端面エッジでの拡散光を逃がすことで、検出対象と背景のコントラストを明確にしますカメラ本体高速シャッターでの撮像が可能。長時間の撮像にも耐える設計になっています。レンズ高解像度のF値小さい明るいレンズで鮮明な画像を撮像します。 外観検査システム「i vision for R Press by AdD」高精度の画像解析システムで変化を見逃さない。 Concept3 Concept4 機器構成、ロータリエンコーダ、専用フィーダーと周辺部品、(EXTALUB兼用)、ケーブル類貫通穴の増設(EXTALUB兼用)、i-visionインストールPC(高速画像処理対応PC)、打錠機同期用制御盤、お手持ちの打錠機に上記機器の増設が必要です。 Concept2

高性能のカメラと画像検査ソフトウェアの組み合わせで、製品のキズや汚れを自動で検出する外観検査システムです。人間の体調や経験に依存する従来の検査方法を改善し、検査精度とコストパフォーマンスを向上させます。打錠機を運転しながら、高速で撮像した画像をリアルタイムに照らし合わせ、異常や基準を満たさない製品が検知されれば、速やかに運転を停止する事でロスを最小限に抑えます。検知精度もピクセル単位で設定できます。推奨スペックのPCで動作し、シンプルな画面で誰でも簡単に操作できます。

外観検査システム画面
 
杵立数(最大) TSM(B)・ HATA 杵: 15 本立TSM(D): 10 本立
回転盤回転数 10〜50min-1
最大打錠圧力 予圧:5kN (オプション)/本圧:50kN
低下器 0〜8mm、0〜13mm、5〜18mm
原料供給 オープンフィードシュー(手投入)/フィーダー(オプション、手投入)
杵先間隔 予圧・本圧調整範囲 0~5mm
杵給油 オプション
不良排出 なし
回転盤回転数の設定 手動
質量調節の設定 手動
本圧杵先間隔の設定 手動
サイズ(mm) W450 × D450 × H1,400
重量 約 500kg